スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

SCEWWS代表・吉田氏への海外ロングインタビューが掲載 今後のSCEは期待出来る!

yoshida.jpg


気さくな人柄と飾らないTwitterでの発言で人気の、SCEWWS代表「吉田修平」氏。
ゲームに携わる人物としても、ユーザーだけでなく開発者の事も考えた思考で非常に好感度の高い方です。
ワタクシ管理人的にもカズ平井…平井一夫氏と同じぐらい好感度が高い人ですね。

そんな吉田氏に、大手海外サイト「ユーロゲーマー」がロングインタビューを慣行。
PS Vitaについて、PS3の今後と次世代機について、サッカーパンチなどのスタジオ買収について…
様々な質問に対して丁寧に答えられている今回のインタビュー、必見です。

詳細は続きから。
ソース:Sony's Shuhei Yoshida - Interview

今回のGamescomでソニーは、PlayStation VitaとにMoveに対して重きを置いていたが、
その一方でアンチャーテッド3やPS3の値下げなどの素敵な情報もあった。
プレスカンファレンスのほとぼりも冷めてきたところで、EurogamerはSCEワールドワイド
スタジオのボスである吉田修平氏にインタビューする機会を持つ事が出来たので、
彼のVitaやPS3、そしてPS4に対する考えを見ていく事にしよう。



-吉田さんは、Vitaが市場に対してどのようなインパクトを与えることを望んでおられるのでしょうか。

我々の目標は、携帯型ゲームの楽しさを作り変える事です。
PSPのローンチから6年が経ち、PSPの初期に比べてコンテンツが不足しているのは否めません。
技術の進歩によって、PS Vitaには多くの機能や技術を詰め込む事が出来ました。
ですから我々は、ユーザーの皆さんPS Vitaをプレイした時に「ワオ、こんな体験は今までにないぞ!」と思って欲しいのです。


-PSPの問題の1つにコンテンツ不足があるとおっしゃいましたが、
PS Vitaでそれを繰り返さないために、どの様な手段を取る計画なのでしょうか。


WWSの立場で言うと、PSPのローンチは多くのタイトルを用意でき、PSP初期はハッピーな時期でした。
しかし、PSPのローンチの後にはPS3のローンチが控えていたので、我々はすぐにそちらにリソースを移し、PS3に注力しました。
今振り返ってみると、それが極端過ぎでPSPが弱くなってしまいました。
これはサードパーティでも同様です。彼らもPSPのローンチ後、次世代の据置機にリソースを移す必要がありました。
結果としてコンテンツの不足という大きな問題が起こりました。


(※この辺りは海外インタビューなので、日本の現状とは違った事を言っていますね)

我々はこの経験から貴重な教訓を得ました。
PS3やPS Moveに注力し続けるのと同じ様にVitaにも継続的に、良いソフトウェアを供給し続ける様にしています。


-今はスマートフォンが大きな市場を持っていて、
ハイエンドの携帯ゲーム機に市場はないという様なVitaについて心配する意見も聞かれます。
吉田さんはどの様に考えていらっしゃるのでしょうか。


まず「誰が心配しているのか」が定かではありません。
我々のパートナーであるパブリッシャーやデベロッパーの皆さんが心配しているのなら理解出来ます。
彼らがコンソールでビジネスをしているのなら、私達も彼等も目指す所は同じです。
ビジネスを続けられる様に、市場を作っていけば良いのです。

しかし消費者が言っているのならば、それは理解に苦しみますね。消費者のタイプによるからです。
電車を待っている時に暇を潰す様なゲームを求める様な超ライトユーザーであれば、専用機によるしっかりしたゲームは必要ないでしょう。
しかし、ゲームが好きな人、とても好きな人ならば、好きな種類のゲームを携帯機でも出来る事を望むでしょう。

私は何百万人、何千万人という人々が後者であると信じています。
スマートフォンでは決して出来ないゲーム体験がある限り、それを求める市場もまた存在し続けるでしょう。


-PS Vitaの価格が予想された価格よりもちょっと低かったので、皆ビックリしました。
 その後で3DSの値下げが発表された訳ですが、それはVitaに対する値下げのプレッシャーになっているのでしょうか。


我々は発表出来たPS Vitaの価格に満足しています。
3DSが値下げするかもしれないとは個人的に思っていましたが、この時期に値下げするとは思っていませんでした。
我々は、3DSや他の機器の価格と比較してVitaの値段をつけているのではありません。
Vitaの価格は、私たちが付けられ、かつ消費者が納得する値段になる様に計画しています。
ですから、何も変わっていない、というのが答えです。


-同じゲームを家ではPS3で、出掛ける時はVitaでプレイして、帰ってきたらPS3に戻すというのは可能なんでしょうか。

とても上手くいってます。
我々が作っているタイトルに"Ruin"というゲームがあるのですが、PS3版とVita版があります。
これは両方が1つのパッケージに入っていて、家ではPS3でプレイし、PSN上にクラウドでセーブして、
セーブデータをダウンロードする事でPS Vitaで続けて遊ぶ事が出来ます。勿論、逆も可能です。
これは、PS VitaとPS3の継続的な体験ですね。

このアイデアは多くのデベロッパーさんが興味を持っていて、コナミの小島監督は「トランスファリング」を発表されました。
最初のプロダクトはPSPとPS3ですが、PS3とVitaについても語られています。
実際、PS3とVitaではパフォーマンスもRAMの総量も近いので、両方で作るのは比較的簡単なんです。

"Ruin"のようなゲームはもっと発表されるでしょう。
しかし、VitaはPS3にない独特の機能も多く備えています。
ですから、WWSとしては、タッチ操作やカメラといったVitaでなくてはならない体験に力を入れていきます。
GamescomではリトルビッグプラネットのVita版をお見せしましたが、カメラで撮ったテクスチャを使って、ステージをクリエイトできます。
いいですよね。これこそ据置機では決して出来ません。そこに力を入れていきます。


-PS VitaをPS3のコントローラとして使うことも可能なんですよね。

技術的には可能です。VitaとPS3は連携出来ますからね。
実は、PS3とPSPもよく連携できて、PSPのリモートプレイなんかがその例です。
繰り返しになりますが、PS3とVitaのパフォーマンスは近いので、PSNの機能はVitaでも完全に使えます。
PS3とVitaの連携はさらに簡単になるでしょうね。


-PS VitaをPS3のコントローラとして使うとしたら、それはゲーム内で実装されるのでしょうか。

そうです。ゲーム内実装という事になりますね。
これに関してはデベロッパーさんにも簡単に使っていただける様に、我々がテクニカルな面で頑張っています。
まだ開発中ですが、いずれお見せ出来ると思います。


-話題はかわりますが、PS3の値下げが発表されました。なぜ今なのでしょうか。

PS3には勢いがついています。去年はPS3にとってとても大きな1年でした。この勢いを続けたいのです。
我々はPS3とMoveで手を広げています。PS3に飛び込む時期を伺っている方々にとって、
もっと手が届きやすい様にする為には、今が値下げをすべき時だと判断しました。

カジュアルタイトルやPS Moveコンテンツも揃ってきて、PS3は値下げで手が届きやすくなり、
アンチャーテッド3のような大型タイトルも来る。我々が動くのには完璧なタイミングです。


-PS3のような長いライフサイクルは、私たちは経験したことがありません。どれくらい続くんでしょうか。

これは世代間の技術的飛躍の反動です。我々はPS2からPS3で非常に大きなジャンプをしました。
なので、ローンチの時のコストは非常に高くなってしまって、それは非常に痛かった(笑)
と同時にデベロッパーさんも、シングルコアからマルチコアのアーキテクチャにシフトしなければなりませんでした。
なので、勉強することも多かったんですね。

ですから、ハードウェアとデベロッパーの両方の視点に立つと、「学習曲線」はとても急角度だったんです。
そのせいで、(同じHD機である)Xbox360と比べても進歩は遅かったんです。
しかし、2年後にはハードのコストも下がって、デベロッパーさんは自らのエンジンやパイプラインで開発出来るようになりました。
今こそがハードウェアにとってもゲームにとっても収穫期なんです。
だからこそ、ロンチから4年経っても販売するタイトルが増え続けて、より大きなタイトルが出てるんですね。

「あと何年」かは、開発があとどれだけPS3をサポートするかによりますね。
我々がサポートを続ける限り、PS3には大きな価値がある訳です。
ゲームだけでなく、ネットワークサービスもある。何百万人もの人達にとって、それはとても大きな価値なのです。


-ソニーの立場で言うと、新しい据置機を出したいという希望はあるんでしょうか。

我々の考える限りでは、今はまだありません。
プラットフォームサイクルを見ると、デベロッパーがそのコンソールで作るものを進歩させられなくなった時
というのが、次世代への移行を真剣に考えなければならない時だと思うのです。
ゲーマーは常に新しく、よりエキサイティングなものを求めています。
毎年同じようなゲームしか出てこなくなったら、彼らは興味を失ってしまうでしょう。

そうやって考えてPS3の新作タイトルを見ると、トラディショナルなゲームもMoveを使った新しいタイプのゲームもありますが、
ゲーム開発という視点ではもっと出来る事があると思うんです。
ですから、我々やデベロッパーさんが新しい体験やよりエキサイティングな体験をユーザーの皆さんに提供し続けられる限りは、
私は次の世代に移る必要は無いと思っています。


-Gamescomのカンファレンスでは、Move関連も重要な位置を占めていましたね。
 MoveはSCEが期待した通りの成功を収めているのでしょうか。


去年のローンチの時に、最初の年の販売数の目標を立てていましたが、それは超える事が出来ました。
ですので、我々はとても満足しています。
Moveが目指した体験というのは、直感的で、反応が良く、正確な物です。
これはユーザーの方々ともよくコミュニケーションをとってまして、メディアの方々にも、
Moveは他の同種のデバイスと違ったタイプの体験が出来るとよく言って頂いています。

勿論"懐疑論"もあります。
何年もゲームを遊んできた人々に向けて作られる様な、トラディショナルなゲームのデベロッパーさんは特にそうですね。
そういう方々にとっては、Dualshockを使い続けて頂くのが快適だと思います。
ただ、一回Moveを触って頂ければ、ゲームコントローラとしての組み合わせに驚かれると思います。

Moveはゲームのコントローラとして設計されました。
ですので、ゲーマーが求める反応性や正確さを備えています。
より多くのデベロッパーがそれに気付いて、その様な体験にMoveを使って頂ければ、
ユーザーの皆さんにもMoveのポテンシャルが分かって頂けると思うのです。
ですので、今のMoveには満足していますし、未来にに向けて更に新しい体験をMoveで提供していきたいと思っています。


-全てのファーストタイトルがMoveに対応すべきだと思いますか。

いいえ、そういう制限はかけてません。評価する様に頼んではいますが。
Moveが生きてくるジャンルというのがあって、例えばFPSではポインティングデバイスとして良い感じです。
ですが、トラディショナルなゲームではそうでもなくて、こういうのはひと通りMoveのロンチ前にテストしてみたんです。
FPSでは、カメラの動きとキャラクターの動きというのがとても関係性があって、
しかもMoveはいままでと同じボタン数で設計したので、完全にDualshockを置き換えられるんですね。

しかし、3人称視点だとカメラとキャラクタの動きが一致しないので、難しいという事が分かりました。
Moveはモーションコントローラなので、ボタンではなくてモーションでキャラクターを動かす事が出来ます。
そうすると、カメラをどうやって動かすかが問題になってくるんです。
右アナログスティックはモーションコントロールになってしまいましたからね。
設計からして違うのだから、どちらかのコントローラに特化させた方がいいのではという疑問もあります。
しかし、これも挑戦だと思って頑張っています。
これ以外のジャンルについては、ほぼ全てMoveで作れるのではないかと思っています。


-インファマスを作ったサッカーパンチを買収されましたよね。ソニーは多くのユニークなスタジオを持っていますが、
 なぜこの巨大なファミリーに投資し続けるのでしょうか。


アナリストならば、他社が興味を持っていないのになぜソニーは投資しているのか?と聞くでしょうが、目的が全く違います。
我々は、他社のようにビジネスを獲得するためにデベロッパーを獲得したり投資するのではありません。
デベロッパーとの関係性を深めるためにしているのです。
何年か一緒にお仕事をさせていただいて成功するIPが出ます。
すると、私たちの関係は"次の段階"に移行するのです。

そうなると、関係は有機的になります。サッカーパンチは10年間SCEのためにゲームを開発しています。
買収前も買収後も、彼等はSCEのSCEのためにゲームを開発し続けるのです。
それが変わるでしょうか?そうではないと思います。
しかし、彼らから「いずれは独立してやっていかなくてはならなくなるのではないか」という不安は無くなります。
これは新しい関係が与える良い影響です。
彼等は、「このゲームが売れなかったら、次のゲームを開発するために新しいパートナーを探すか、
ゲームのコンセプトを変えなくてはならない」という不安無しに、心置きなく開発に専念することが出来ます。
こういう不安って、かなり大きなストレスになるんですね。

サッカーパンチは我々のファミリーの一員として、クリエイティブな面に注力する事が出来ます。
我々はサッカーパンチに、我々が今やっている事により深く関わってもらう事が出来るのです。


-「我々」というのは、SCEの全ての部門という事?

そうです!特にSCEのハード部門に包括的に関わってくれるのを楽しみにしています。
とてもワクワクしています。


かなり長いインタビューでしたが、それに見合った内容だと思います。
次世代機はPS3の今後次第かー…ファーストスタジオの技術力だとまだあと2年ぐらいは平気で保ちそうなだけに、まだ先になりそうですねぇ。
とはいえ、今後の展開も期待出来ると確信出来たので良かった。
頑張れSCE!!
関連記事
スポンサーサイト
Author by 無月 / 全記事一覧 / 前の記事 / 次の記事 / ページトップ
Designed by マンゴスチンw /

コメント投稿

  • URL
  • コメント
  • パスワード
  •  管理者にだけ表示

トラックバック

http://gamesukiblog.blog40.fc2.com/tb.php/514-f2daefc9
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。