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Quantic Dream「シューターだらけのゲーム業界には満足していない」

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革新的なゲームプレイと重厚なストーリーで各賞を獲得し、日本のクリエイターからも評価の高い「ヘビーレイン」
そんな多大な評価を得た作品を手掛けたスタジオ「クアンティックドリーム」のクリエイターである「デイビッド・ケイジ」氏が、
今のゲーム業界について辛辣な考えを語っています。

かなりの長文なので、内容は続きから。

ソース:CVG-David Cage: Revolutionary thinking
翻訳:Choke Point

David Cage氏:
Call Of Dutyを見てほしい。毎年物凄い本数を売っているだろう?それは何の問題もない。
クールだよ。私が言いたいのは、ただ撃ちまくる事しか出来ないゲームだらけのこの業界には満足していない、という事だ。
それが問題なんだ。ただ人を殺す以上の事が出来るはずなんだ。

90分ひたすら銃撃戦の映画を見に行きたいと思うかい?10歳になる私の息子には魅力的だろう。
彼は世界に飛び出したいと思っているが、同時に恐怖感も感じている。
だから、凄い高さをジャンプして、クールな銃で安全な場所から敵を殺せるビデオゲームは気持ちが良いんだ。
過剰な自信、支配力を与えてくれる。でも大人にはそれじゃ駄目なんだ。
ゲーマー以外の人間の事を考えた時、そういうものに興味を持つ人はとても少ない。

私の意見に誰もが賛成したら、私の人生はとても退屈だろうね。
私はプログラマーでもグラフィック・アーティストでもなく、外部から来た人間だ。
私は、舞台や映画、詩や絵画と同じようにビデオゲームにアプローチする。
より多くの人が同じ視点を持ってくれたら、と願っているよ。業界の進化を後押ししてくれるからね。
私は何も、他の人を困らせようとか、頭を良く見せようとしてそういう事を言っているわけじゃないんだ。

1人称シューター以上の事が出来ると言っただけで、物凄く怒る人がいる。
私はただ「異なった客層向けの異なるタイプのゲームも作り出す事が出来る」と言っているだけなんだよ。
そんなのは間違いだと思う人がいる理由が私には理解出来ない。


更に、200万本を売り上げ大きな評価を得たヘビーレインでも業界に影響を与えるには足りなかったと感じている様です。

David Cage氏:
Heavy Rainは可能なあらゆる客層に届ける事は出来なかった。
QTEシステムに関して、我々を信用してくれなかった人がいるのが理由かもしれない。
Dragon’s Lairのように思われてしまったんだろう。実際はそれは全くの間違いだし、プレーしてくれた人は分かってくれている。
同時に、「愛する者を救うため、人はどこまで出来るのか」というゲームのテーマが知的過ぎるように思われたのかもしれない。
ハードコア・ゲーマーに問い掛ける事ではないからね。
客層を拡大すると同時に、我々の信念を強固にしなければならない。相互干渉ドラマというフォーマットを用いて、もっと出来る事が沢山あるんだ。

私がHeavy Rainで一番驚いたのは、ゲーム業界の大物たちが認めてくれた事だった。
(Fableシリーズなどの)Peter Molyneuxはその1人で、公の場でゲームを気に入ったと公言してくれた。
(Deus Exの生みの親)Warren Spectorもそうだ。
(God of Warのディレクター)Stig Asmussenは、このゲームが大好きだとメールを寄越してくれたんだ。
「オー・マイ・ゴッド」って感じだよ。
日本最高のデザイナーたちの投票で賞をもらった事もある。とても光栄な事だ。

ゲーム業界で最も才能溢れる人たちが考えるゲームの未来と、
ピュアなハードコア・ゲーマーが考えるそれとの間には、多少のズレがあると思う。
最も声を大にしているのは私かもしれないが、数多くの大物デベロッパーがより多様性に富んだ業界になるよう変化を望んでいるし、
そう公言する人間も日に日に増えている。それは良い事だよ。

変化の速度が遅すぎるんじゃないかと感じて、イライラする事もある。
E3に行ってショー・フロアを歩くと、どのゲームからも「ドカーン、ドカーン」と聞こえてくる。
物語性のあるものを耳にする事はない。「オーケー、まだ先は長いな」と思わされるよ。

今日出会った開発者の多くが、感情表現や優れたストーリーテリングを自分たちのゲームに盛り込みたいと言っていた。
彼らは、同じゲームを何度も何度も作る事に飽き飽きしているんだ。
彼らは20代からずっと同じ基本ルールに従ってきた人間ばかりだが、年齢を重ねるにつれ、何か違う事、
より奥の深い何かを表現してみたいという意思が生まれたんだよ。
「市場が望む物」の後を追うのは、真のクリエーターの仕事ではないと彼らは気付いた。
実際は、「懐疑的だろうが、試してみてくれ」と市場に言う事が我々の仕事なんだよ。


確かに、今の市場はシューターが多く、売り上げを見る限りではユーザーもそれを望んでいます。
でも個人的には彼等と同じく飽き飽きしています。
私個人も絵関係で物語を考える事があるので、感情表現等には一際注目しますし、この意見にも大いに賛同出来ます。
勿論分かり易い物語もあって然りですし、それも好きです。
しかし、それだけじゃ何も変わらない、何も進化しない、そして市場は終わってしまう。
それだけは避けてほしいものです。私は応援します。

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infamous2スレからきますた^^ 

さりげなくドラゴンズレアをディスってるのには吹いたw
同じSCEじゃないのかよと
たしかにFPS大杉には同意
いくら人気といっても一部の大作以外は爆死だし
さすがに飽きてきます

>ロベルタさん 

コメントありがとうございますm(_ _)m
一応クァンティックはサードシタジオなので、まぁディスったりもするかなとw
こう同じジャンルが多く出されると市場としての寿命も短いと思うんですよね
北米でのFPSの歴史は他国よりも長いですけども、最近の作品はあまり代わり映えしないというか
革新的な要素でもあればいいんでしょうけども

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